老人から若者への資本の再分配

先程、ニュースを見たら報酬1億円以上の上場企業役員が140人以上いるそうです。

庶民からしたら、信じられない様な高給取りがいるんですよね。 この不景気と言われて、失業率が過去最悪な時期にです。

日本は、完全に勝ち組と負け組で2極化してしまいました。 正確にいえば、日本はではなく資本主義の構造として2極化が起こりやすいんですけどね。

最近、消費税の税率アップが取りざたされていますが、税収アップした分を社会福祉に使い、富の再配分をするのであれば、消費税の税率アップは、今の社会にとっていい政策なのかもしれません。

もちろん、税率アップしたことにより消費が落ち込み、不況が長引くという危険性はあるし、消費税をアップするなら生活必需品には課税しない等の配慮は必要だとは思います。

今の日本、貧富の差を無くす制度があった方が良い様な気がします。

特にお金持ちの高齢者から貧しい若者への富の再分配は積極的に行うべきです。 なぜなら、お年寄りはお金を貯めるだけで消費をしないからです。

家は持っているし、車も持っている、欲しい物はだいたい既に購入済みなので、お年寄りはお金をあまり使わないのです。

一方、若者は、欲しい物は色々とあるのだけど、お金がないので買えません。 消費をしたくても、お財布事情が寒いので買えないのです。 これでは、物を作っても物は売れませんよね。

だから、裕福な高齢者から消費意欲のある若者へ富の再分配が必要なのです。 これを実現するためには、法整備をしなければならないのですが、残念なことに、若者は国政選挙にあまり行かないようです。

選挙に行くのは高齢者が多いので、高齢者に有利な法律が制定されていると感じます。 自分の暮らしをより良くしたいと感じたならば、選挙は毎回欠かさずに行くべきです。

そういった事の積み重ねが、世の中をより良い物とするのだと思います。