日本の病院

日本は世界で有数の医療設備の整った所です。

ですが、医療の最先端技術と研究はアメリカには及びません。 そのため、多くの医師がアメリカに研修医として留学し、アメリカの医療から学んでいます。

日本は、病院の数は多いのだけど、医療関係の研究所が米国と比較すると少ないのだと思います。 そのため、基礎研究があまりなされていないため、研究分野でアメリカに及ばないのではと思います。 これは、医療に限った話ではなく、他の工業技術でもそうですけどね。

日本は、資源が無い国なので、金銭的な余裕がありません。 だから、すぐに利益が出る研究しかできないと言う事が米国より遅れている原因だと思います。 本来なら、国がもっと基礎研究の補助金を出すべきなんだと思います。

名古屋の感染症

数日前に、名古屋の保健所で、HIVの診断結果が陰性の人に陽性と誤って結果を送った事件がありました。

その誤った結果を受け取った人は、匿名で検査を受けていたため、名乗り出てくれるようにニュースには書いてあったのだけど、その方は名乗り出たそうです。

その方にとってみればまったく人騒がせな話だと思ったに違いありません。 HIV検査で陽性なんて診断結果を受け取ったら、それだけで精神的にまえりそうですよね。

HIVは潜伏期間があるので、体に症状がでるまでタイムラグがあります。

もしかしてという方は保健所なら無料でHIV検査を受ける事ができるそうなので検査する事をお勧めします。

HIVとエイズの違い

みなさんはHIVとエイズとは違う…ということをご存じですか? 混同して使われることの多いこの二つの言葉について、少しご説明しましょう。

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスという人の免疫細胞に侵入をするウイルスのことで、エイズの原因になるものです。 HIV感染者というのは、このウイルスに感染してしまった人を指します。

エイズとは、後天性免疫不全症候群のことで、体に備わっている免疫システムの機能が低下し、健康な人ならかからなかったり、かかっても大事には至らないはずの病気になってしまったりする病気のことです。

つまり、HIVに感染していても、発症しない限りはエイズ患者ではないわけです。

この二つを混同し、一緒にしてしまう場合がとても多いようです。 明確に違いがあるということを、もっと多くの人に知ってもらう必要がある…と私は思うのです。